工務部 管理 清水 健二 体を動かす現場から全体を見渡す管理へ立場が変わっても挑戦の気持ちは変わりません ●現在の仕事 大阪・福島のタワーマンション(30階建・157戸)で職長を務めたのを最後に、入社以来12年間携わった工事から、2024年から管理に所属。現在はマンションを主体に大小4ヶ所の現場管理を担当しています。施工計画から人員や資材の手配・予算・工程・安全管理など、プロジェクトの計画段階から竣工に至るまでの幅広い業務です。 ●現場から管理へ――広がる視野と新しい挑戦 工事から管理へと立場が変わったことで、常に最適な「答え」を出すことが求められるようになりました。管理の仕事は視野の広さや専門的な知識が必要で、事業主や元請会社、設計者などさまざまな職種の方々と関わりながら進めていきます。その中で「わからない」では済まされず、相手に納得してもらえる説明をすることが大切です。自分自身も成長の機会ととらえてスキルや経験を広げていきたいと考えています。 ●入社のきっかけ 高校時代にガソリンスタンドでアルバイトをしていた際、道路で送電線工事をしている作業員の姿を見て興味を持ちました。知人に相談したところ当社を紹介してもらい、現場で働く姿に憧れて入社を決意。野球やレスリングで鍛えた体力を活かして現場作業からスタートし、厳しい環境の中で基礎を身につけてきました。現在は現場管理者として計画立案や安全管理など責任ある業務を任されています。立場は変わっても「ものづくりの面白さ」は変わらず、今も日々やりがいを感じています。 ●仕事のやりがいと目標 電気工事は建物や設備ごとに内容が異なり、常に新しい知識と技術が求められるため、飽きることがなく挑戦の連続です。特に、自分が携わったマンションや施設に電気が通り、一斉に明かりが灯る瞬間です。それまで図面上で見てきたものが、形となって機能し始める光景は何度経験しても胸が熱くなります。建物は完成してしまえば当たり前のように使われますが、その裏側には多くの人の努力があり、その一員として関われることに大きなやりがいを感じます。今後は第一種電気工事士や電気工事施工管理技士などの資格取得を目指し、専門性を高めていきたいです。将来は大規模な商業ビルや複合施設にも挑戦したいと考えています。 ●学歴・入社 2011年 奈良県立大和広陵高校 卒業 2013年 入社 ●資格 第二種電気工事士 ●実績 パークナード・レーベン茨木さわらぎ竣工時期:2021年建築規模:地上14階・263戸延床面積:35,606㎡契約先:株式会社鍜治田工務店 シエリアタワー大阪福島 竣工時期:2024年建築規模:地上30階・157戸延床面積:16,897㎡契約先:株式会社鍜治田工務店 工務部 管理 宮下 潤一